wayland/weston概要
簡単に言うとLinux向けOSSディスプレイサーバです。
wayland:クライアントとサーバ間のI/Fプロトコル
weston:クライアントやサーバの実装本体
westonクライアントであるアプリケーションは表示したい画像をバッファに描画し、
westonサーバへと送ることで、サーバ側で各クライアントのバッファを合成し、
下位層のドライバ経由でディスプレイに出力します。
https://github.com/wayland-project
waylandフォルダ構成
https://github.com/wayland-project/wayland
waylandI/Fのソースコードです。
/src
wayland-client.c,wayland-client.h
→waylandI/Fを利用するためのヘッダと実装処理です。
/protocol
wayland.xml
→waylandI/Fのプロトコルヘッダを作成するための元となる定義です。
westonフォルダ構成
https://github.com/wayland-project/weston
westonのソースコードです。
/clients
flower.c,simple-egl.c, etc…
→サンプルとなるwestonクライアントのソースコードです。
/libweston
westonサーバ本体のソースコードです。
/desktop-shell
westonの標準的なshellのソースコードです。
WindowsのようなGUIデスクトップ画面を提供します。
/ivi-shell
車載用に作成されたshellのソースコードです。
ivi = In Vehicle Infotainment の略で、
自動車に搭載し、オーディオやビジュアルによるエンターテインメントの提供を目的としています。
weston.ini
westonサーバの設定ファイルです。
使用するshellやshellのウィジェットなどを設定出来ます。
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